桜 Exhibition 2022 でFANZA同人賞を受賞しました。とてもうれしいです。どうもありがとうございます!
桜 Exhibition では2009年〜20013年までメインビジュアルを担当し、2015年まで運営メンバーとして桜Exhibitionを運営していました。なので、運営陣として受賞対象にありませんでした。けれども、2019年度から運営がプリンティングイン株式会社PICO様になり、私は運営委員会としてお手伝いの立場になったことで、選定の対象になっていたようなのです。
受賞のご連絡をいただいた時には、びっくりして。でも、一人の作家として挑戦できたことをとてもうれしく思いました。
せっかくなので作品について。
この作品は、前年度の桜Exhibition出展作品の後日譚というつもりで描きました。去年は狐の嫁入りの花道なのか花魁道中なのか、読み解きを楽しんでもらえたらという作品に仕上げていました。
この子が、嫁入りしたのか身請けされたのか花見道中でお狐様に見初められたのか…狐の眷属になり、月日が過ぎ、やがて猫又などにみられるように尻尾が二又に分かれるくらいの妖力を持ったお狐様になったイメージです。あえて構図を反転したり、提灯や鳥居などの共通のモチーフを入れたりしてつながりを持たせています。打ち掛けと帯は同じものを着ているのは二作品につながりを持たせるためもありますが、人であった時の晴れ着を着ているのは、今でも浮世を懐かしく憧れに思う心情の表れとしています。並べてみていただいても楽しんでもらえるといいなと思います。
桜Exhibition